今回、アートストリーム　ＦＭ８０２賞をいただきました。

今まで自分がやりたいことを追及して絵を描いてきて、今回のアートストリームで自分の表現がある一つの目標の段階をクリアできたと思い。

「今回なにか評価がいただけなかったら、自分は根本的な部分から間違っている事になる、いままでやってきたことをやめなければいけなくなるかもしれない・・・。」

とプレッシャーでつぶされそうでした。

審査員の方の、僕のそのわずかな到達した部分を見つけ、拾っていただいた事が本当に僕にとって天から手が差し伸べてもらった感じで

感謝の気持ちで言葉がありません。本当にありがとうございました。

今回アートストリームでは凄いアーティストの方ばかりにお会いできて、お話出来たことが楽しく、とても刺激と経験を頂きました。

日頃,孤独な製作の日を過ごす自分にとってはたくさんの仲間にお会いできた気持ちです。

これからがもっと大変です・・・がんばります。

久しぶりにアートイベントに出品しました。個展ではなく、他のたくさんのアーティストと交えて出品するのは本当に勉強になりました。

絵を好きになってくれる方、少し見て過ぎ去る方、いろんな反応の違いに戸惑い、たくさん考えさせられるイベントでした。

今自分が出来ることは、変えるべきところを変え、貫くところを貫き、工夫するところを工夫する、追求するところは追求する、

それしかないかなと思います。

少しずつ、ブログの方で今回から得たものを一つ一つ考え、書いていけたらと思います。

見ていただいた方のたくさんのアドバイス、本当にありがとうございました。

　-鍛治本　武志展[世界は万華鏡]-

今回の個展に向けて製作中に、東北地方太平洋沖地震が起こりました。地震によって被災された方、ご家族をなくされた方、

生活の基盤を失ってしまった方、本当に心からお悔やみ申し上げます。

今回は、震災に関した絵を描かせてもらい、僕にも何か出来るのではないかと、募金箱を設置し、

義援金募集活動をさせていただきました。

来廊していただいた方の温かいご協力により21,888円の義援金が集まりました。ご協力いただいた方、本当にありがとうございました。

小さい力が集まって、少しでも大きい力になることを心から望んでいます。

今回はかなり精神的にも辛い個展でありましたが僕にとってすごく忘れられない決定的なものになりました。

それは僕にとって自分の核心を掴む為の個展となったからです。10年と少し、ずっと模索していたものがはっきりと分かり、

自信を持つための出来事でした。

Gallery iThenのスタッフの皆様、すごくきめ細やかなサポートをしていただき、本当にありがとうございました。

また、これからもお世話になりたいと思います。

どうかよろしくお願いします。

鍛冶本武志「鍛治本武志 パースペクティブ」　志水聡香「Brooch」

東京銀座にあるpepper’s galleryで二人展をさせていただき,

今までの自分を振り返ってみる機会を頂きました。

展示すると言うのは絵を描く人にとってやはり重要なことだと認識しました。

アトリエで絵を描いて出来たものを観るのと展示するのとでは見え方が違うなと思い、

展示されている中で、次の展開が見えてきたり、無駄な部分が見えたり・・・

早く次の絵を描きたい！

と強く思いました。

pepper's のスタッフの方、特に愛須希さん、ありがとうございました。